朝起きて身体を起こすと、そこがグリモールド・プレイスであることと、自分が自分でいることを確認した。
昨日の夢見は悪くはなかった。
髪を撫でつけてベッドの横に置いておいた杖を確認すると、それを握り締め、ベッドから立ち退いた。
これからは、いつも通りの私になる。
12/キングズ・クロス駅にて
仕度をして階段を下り厨房へ向かっていると、階下から黒犬が軽い足取りで駆け上って来た。
朝から元気な人だと感心していると、黒犬は足元にやって来ると身体をぐわっと伸ばし、こちらの身体に乗りかかってきた。
「……あー……おはよう、ブラック。元気そうね」
シリウスは昨日のしおらしげな様子も見せず、目をキラキラとさせながら元気にワンと鳴いた。
の頬を一舐めすると、そのままの足取りで階段を下り、踊り場に着くとこちらを振り返って再度元気に鳴いた。
どうやら呼ばれているようなので、立ち止まった足を動かして階段を下り始める。
「……どうして貴方は昨日からその格好なの?」
黒犬の格好では答えられないことは分かっていたが、問わずにはいられなかった。
今日という日時と、シリウスのこの嬉しそうな様子。
は考えが固まってきた。
「もしかして、その格好でキングズ・クロス駅に着いてくるつもり? ダンブルドアは許していなかったわよ」
黒犬は分かり易く足を止め、犬の顔でも分かる強張った表情でこちらに振り返った。
は溜息を吐いた。
アラスターは何と言うだろうか。
私も、彼があまり外に出ることは良いことだとは思えない。
「――それと。昨日の話の続きは、この仕事が終ってからお願いするわね。それとも、もう私と話すつもりはなくなったかしら?」
シリウスはまたの足元にやってきたかと思うと、尻尾を振りながらジーンズの裾を小さく甘噛みした。
今日はマグルの世界へ出るため、はカッターシャツとジーンズというラフな格好をしていた。
は、この男は犬の姿で生活していた方が向いているのではないだろうか、と本気で考えた。
こちらの方が可愛げがある。
「スタージス・ポドモアはここに来るつもりがあるのか? あやつはわしのマントを返していない」
不死鳥の騎士団のメンバーの一部が護衛のために集まっていた。
各々厨房で朝食を取っている。
ムーディだけは早々に朝食を終えたようで、テーブルに肘を着いて口煩い言葉をこんこんと吐いていた。
朝っぱらから雰囲気は最悪だ。
「まだ時間が早いわ。ここに来たら、ついでに返してくれるでしょう」
うんざりした顔で朝食を取っているメンバーが不憫に思い、はムーディへ声をかける。
椅子に座って杖でポットを叩き、温まったところでカップへ紅茶を注いだ。
「もうあれから何日経ったと思う?」
「そう朝からかっかせずに。そういうのは大切な仕事が終ってからにしましょうよ」
きっぱりとはそう告げると、ムーディは口をつぐんだ。
さすが、彼女はムーディの扱いを心得ている。
「彼女」がこう言うからムーディは言うことをきくのだろう、と周りの者は感心したと同時に納得した。
は、シリウスがキングズ・クロスへ付いて来ようとしていることを今は言わないでおこう、と思ってトーストにかぶり付いた。
モリーは子供たちを起こしてこなくちゃと呟き、厨房から出て行った。
「じゃあ、アラスター、荷物はあなたにお任せするってことで良いのね?」
「ああ。お前ととリーマスとスタージス、アーサーとモリーで付き添いを頼む」
「了解! どういう姿にしよっかな〜」
トンクスはぶるぶるっと身体を震わせたかと思うと、髪の毛がクリクリとした白髪に変化した。
結局、時間までにスタージス・ポドモアは姿を現さず、はぴりぴりしたムーディをひたすらなだめていた。
人数が揃わないと出発はできないと頑固に言い張るムーディをなだめすかし、なんとか出発の同意を得た。
これ以上待っていては、汽車に乗り遅れてしまう。
ムーディは恐ろしい形相で「この一週間で二回目のすっぽかしだ」と繰り返し唸った。
これがもしも闇祓いであったなら半殺しだな、とは他人事で思った。
は大量の荷物を整理してムーディに預け、キングズ・クロスへの一行の中で最後にグリモールド・プレイスを出た。
そこには子供たちが勢ぞろいしており、老婆の姿をしたトンクスが顔をくしゃりとさせた。
の視界の下方で、黒犬が興奮した様子で舌を出していた。
「……ダンブルドアに怒られる前に、アラスターに殺されるわよ」
呪文のようにそう言うが、黒犬はまた嬉しそうに吠えるだけだった。
今さら彼に構っていられるまい。
無理やり屋敷に押し込んだところで、この様子では後から付いて来るに決まっているだろう。
は溜息を吐いてから、気を取り直して言った。
「遅れるわ。急いで行きましょう」
キングズ・クロス駅までは徒歩だった。
十分に歩ける距離であるし、交通機関に頼るほうが危険性は増すだろう。
シリウスが犬らしくない動作で嬉しそうに吠え跳ね回るのを見て、は彼の昔からの友人であるリーマスへ視線を向けた。
その表情が余程苦々しいものだったらしく、リーマスは酷く苦笑して見せてから、肩を竦めた。
彼は久しぶりにあの屋敷の外に出たのだ、好きにさせてやったらどうだと……の中で彼を好きにさせるべきか注意すべきか葛藤があった。
が、好きにさせておくことにした。
不穏な気配は感じなかったからだ。
九と四分の三番線に着くまで、万事異常はなかった。
溢れかえる生徒と保護者の波に目を凝らし、異常の片鱗はないか感覚を研ぎ澄ました。
すると、一点ににとって気になる人物がいるのを確認した。
目線は自然に目下の浮かれている黒犬へ向かった。
その頭を手の平でごりごりと押して話しかける。
「大人しくしていなさい。良いわね?」
黒犬が不思議そうに顔を上げる前に、は足を進めていた。
挨拶しなければならない人物がいた。
きっと彼は、シリウスのアニメーガスの姿を知っている。
何故かというと、彼はシリウスの旧友を仲間に引き入れているからだ。
シリウス・ブラックがロンドンにいることを彼に知られてはならない。
が彼に話しかける前に彼は近づいてきたに気づいてそちらへと振り向き、微笑みを浮かべて挨拶をした。
「おや。お前の方から私へ関わろうとするなど、珍しいではないか。何か企みでもあるのかね?」
「企んでいるのは貴方でしょう? ルシウス」
ルシウスはどうしても目立っている不死鳥の騎士団一行へ目線を向けた。
人の波で、彼からは人間の頭しか見えていないはずだ。
ルシウスは首を振り、呆れたように言葉を放った。
「御大層な送り迎えだ」
「そうかしら? ドラコも、こんにちは」
にっこりと微笑んで、もう既に目線の高さが変わらなくなっているドラコに対して挨拶した。
ドラコが隠し切れずに少しどぎまぎとして挨拶を返すと、ルシウスはドラコの背中を押して歩かせてこの場から遠ざけるようにした。
ドラコが声の届かない場所まで離れると、は感心したように声を上げた。
「ドラコを関わらせないのね」
「いずれ関わらざるを得ないようになる」
意外に思ってはじっとルシウスの目を見つめようとしたが、ルシウスはさり気無くそれから目を逸らした。
開心術をしようとしたわけではないのだが。
ルシウスはマントを振り払い、腕を組んで居丈高な様子を取った。
「なるほど。お前は私をマークしておく係かね?」
「アラスターが良かった?」
「遠慮させていただく」
「じゃあ、良かったじゃない」
にこりと微笑むと、ルシウスは対照的に溜息を吐いた。
人の波は二人の間をすり抜けていき、この場に決してそぐわない会話を盗聴している魔法使いなどこの場にいなかった。
雑沓の合間に汽車の警笛がけたたましく鳴り、出発が近いことを知らせた。
を含む不死鳥の騎士団の面々は、出発のぎりぎりの時間にここに着いていた。
ルシウスとの周りの人波がさらに激しく動き、子供は汽車に乗り、見送りに保護者が汽車へと続々と近づいていく。
は首を傾げてルシウスを見上げる。
「貴方も。良いの?」
「お前こそどうなんだ? 見送りに来たのだろう?」
「別に、私が見送らなくても良いと思うわ。私の子供ではないもの」
自分以外にそういうことに適当な人間はいると思っていた。
ルシウスはその場から動く様子を見せなかった。
はルシウスに気づかれないように、常に視界の端で騎士団の面々の動向を確認していた。
すると、この気に及んで、騎士団の面々のいる方向からまるで「犬の鳴き声」のような音が聞こえた。
……まさか。
ちらりと黒犬が人波の間を動いているのが見えた。
「それと、貴方に聞きたいことがあったのだけれど――」
急いでルシウスに話しかけて彼の視界をこちらへ向けるようにする。
ルシウスはあっさりと視線をこっちに向けたが、その唇はの言葉を待たずに淡々と言葉を吐いた。
「なるほど。お前は、シリウス・ブラックがロンドンにいることを私に気づかれまいとしていたのか」
「……何の話かしら」
「この様子では、私ではなく彼をマークしておいた方が良かったようだな」
シリウスは汽車を追って四足で走り、目立ち、周りの人々の笑みを誘っていた。
の視界にその光景が余すところなく表れた。
ルシウスもそれを横目で眺める。
「――……」
「今さら黙っても仕方がない。言いたいことを言ったらどうだね?」
ルシウスは目を細めて、口角を上げ、を見据えた。
はきっと目線を上げて、攻撃的な口調で畳み掛けるように述べた。
「――貴方に聞きたいことがあったの。貴方のためだといくら言っても言うことを聞かない人間を、どうしたら大人しくさせることができるかしら?」
ルシウスはにやりと笑った。
「相手は犬だ、人間ではない。だから仕方がないではないか」
頭を掻き毟りながら大股で急いで歩く見るからに機嫌が悪そうなの様子を見て、何事だとシリウスは顔を上げた。
途端、頭に酷い衝撃が走った。
すると、耳元で恐ろしい声色が聞こえた。
「この大馬鹿! 私は警告したでしょう!? ルシウスに気づかれたじゃないの!」
*
シリウスは完全にグリモールド・プレイスに幽閉されることとなった。
ルシウスにシリウスが目撃された次の日には、魔法省内でシリウス・ブラックがロンドンに出没したという情報が交わされていたからだ。
あの日からシリウスに対するの態度は酷いもので、シリウスはに話しかける機会を失っていた。
キングズ・クロス駅へ行く前日のパーティで、彼はへ以前のことについて謝ろうとしていた。
セブルスを貶して彼女の気分を悪くさせた時のことだ。
セブルスを貶したことについては反省していないが、彼女を馬鹿にするような発言をしたことは間違いなかった。
しかし、今の彼女の機嫌の悪さと怒り様は、あの時の比ではなかった。
「スタージス・ポドモアが八月三十一日に神秘部に入ろうとして取り押さえられ、逮捕されたようだ」
「なるほどね。だから一週間に二回もすっぽかしたんだわ」
キングズ・クロス駅からホグワーツ特急が出発してから、数日後の会合だった。
キングズリーの報告を聞いてはムーディへ小さく耳打ちする。
ムーディは眉をピクリと動かしたが、顎の下に手を当ててたまま黙ったままだ。
キングズリーは言葉を続ける。
「マッド=アイのマントも押収されたと聞いている」
「……迷惑千万だ」
あれが二枚目だったのに、とムーディはぶつぶつと呟いた。
騎士団の会合では、いつも厨房のテーブルの上に雑多な羊皮紙が並べられ、雑多な服装をした魔法使いが集まる。
がやがやとそれぞれが喋り出すのをキングズリーが収めようとするのを傍目にしながら、はムーディに尋ねる。
「彼にマントを貸していたのはいつなの?」
「あいつは確か、ポッターの懲戒尋問の日に警護をする予定だったから、その数日前には渡していたな」
「懲戒尋問の日ね……」
「一番可能性が高いのは、死喰い人に服従の呪文をかけられたということだ」
リーマスの声が周りの声を静かにさせた。
スタージスは服従の呪文をかけられ、神秘部へと足を進ませられた――呪文はいつかけられたのだろう?
状況を鑑みると、警護をしているその時に呪文をかけられた、というのが一番妥当だと考えられる。
あの日のことを回想していると、はたとあることを思い出した。
あの日、ルシウスは神秘部のあるフロアをうろついていた――。
「私は、ハリーが尋問を受けていた日に魔法省の神秘部のフロアでルシウス・マルフォイを見たわ。
あの時、私は単に尋問の結果が気になっていたのだと思っていた。でも、それはもしかしたら……」
「ルシウス・マルフォイが神秘部の前でスタージスに服従の呪文をかけた。十分ありうる話だ」
ムーディが低い声で口を挟む。
は眉をきゅっと寄せたアーサーへ視線を向ける。
「アーサー、貴方もあの日にあの界隈をうろついていたルシウスを見たわよね?」
「……確かに見たよ。それに、最近あいつは魔法省に入り浸っている。スタージスを神秘部へ行かせることもできるはずだ」
断定はできないが、その可能性は十分高いと思える。
今回の会議ではそういう結論に達し、それ以上に会議するための情報もなく、進展はないままに解散となった。
厨房の外へ出ると、少し前までは子供たちが大勢いてこの屋敷はとても賑やかだったが、子供たちがホグワーツへと行った今となってはこの屋敷は閑散として少し寂しい感覚がした。
ここに取り残されるシリウスは誰よりもそれを感じているようだった。
リーマスもここに住んでいるものの、彼の任務のせいでここにいる時間は多くはないらしい。
彼は露骨に寂しさや苛立ちという感情を外に見せ始めていた。
だからといって、あんなことをしでかした彼を慰めたり気を紛らわせたりしてあげる気持ちは、今は全く湧かなかった。
「」
ムーディと玄関へ歩いていたところを、セブルスに呼び止められる。
ムーディがまるで睨みつけるかのようにセブルスを見据えるが、は関わらず微笑んだ。
「あら。今日は時間があるの?」
「話したいことがある。時間は大丈夫か?」
「大丈夫よ。じゃあ、アラスター、おやすみなさい」
ムーディは相手に軽く会釈をして、じろりとセブルスを無言で睨んでからマントを翻して義足の音を立てながら立ち去った。
は思わず苦笑した。
「……私のことが心配らしいのよ。仕事に関してはあんまり心配していない癖に、こういうことについては心配性で」
「呆れ果てるほどに過保護だな」
「昔からそうなの。許してあげて。ところで、話って何?」
セブルスはの視線を受け止めてから、マントを翻して玄関とは反対の方向へ足を進めた。
はその後を追う。
ホグワーツの新学期が始まる少し前から、彼とこのように話すことすら稀であったので、の心中は少し浮き立っていた。
お互いの仕事と任務があるのは仕方がないことだった。
人気のない場所まで来ると、セブルスはある部屋の扉を開けてそこへを促した。
何の変哲もない部屋で、彼は本当に話をしたいだけなのだと察した。
二人で部屋に入って扉を閉めると、急に彼の目が変わったことに驚いた。
こちらを見つめる黒い目は鈍く光っているかのようで、表情も強張ったものになる。
苛立ちを隠さずに、セブルスはらしくもなく早口に述べた。
「噂を聞いた。お前がブラックに言い寄られていると? 本当か?」
「言い寄られているって……ああ、あの時のこと――」
「何をされたんだ?」
まるでこちらに食らいつきそうな勢いだった。
こんな様子の彼はあまり見たことがなくてかなり驚き、は拍子を抜かれた感覚がした。
言葉を的確に発することができるように心がける。
「……よくある話よ。屋敷に閉じ込められた哀れな男が、少し女に絡んでみただけ。何をされたというわけではないわ」
「何を言われた?」
「……貴方から自分に乗り換えてみたらどうだ、って。勿論すぐにお断りしたわ」
「――あの男、殺してやろうか――」
本当にその顔が殺気に満ちたものだったから、は内心で少し焦ったが、何事もないかのように言葉を続ける。
「貴方の手を借りるほどではないわ、大丈夫よ。自分で始末するわ」
「しかし――」
「セブルス。もしかして貴方――」
言葉を呟きつつ、の顔がいきなり破顔し、声色も急速に明るいものに変化した。
「妬いてるの? わざわざ私を呼び出して心配してくれているの?」
今度はセブルスが驚く番だった。
目を見開いたセブルスは、急にニコニコし出した相手に言葉を継げずにいると、はその表情のままぎゅっとセブルスに抱きついた。
セブルスの腕は戸惑ったまま空を抱いたままだ。
「心配してくれてありがとう。わざわざこんなことをしてくれるなんて、本当にかわいい」
「……かわ……?」
「でも、心配には及ばないわ。最近、あの人には本当に嫌気が差していたところよ。
警告していたのに犬のままはしゃいで、ルシウスに姿を見られただなんて。大馬鹿としか言い様がないわ。
それに、セブ、貴方は私を信頼してくれているでしょう?」
セブルスの胸から顔を上げて、小さく首を傾げた。
「この「私」があの人とどうにかなるとでも思っているの? 貴方を裏切ってそんなことをすると思う?」
セブルスはの頬を優しく撫で下げ、顎を捕えて小さくそこを愛撫するようにする。
そして、の視線を目を閉じて遮り、深く息を吐いた。
「――ああ、信頼している。性急過ぎたようだな」
「でしょう?」
セブルスの腕はの身体へ回されて、ゆっくりとそれを撫でるようにした。
甘える猫のようにはセブルスに身体を任せた。
暫しの間そうすると、は腕を立ててセブルスから離れようとする。
セブルスはあっさりと腕を解いて身体を離すと、がもう先ほどのように笑っていないのを見た。
「アンブリッジはどうしてる?」
先ほどとは声色すらをも変えてそう言った。
セブルスも同様に声色を硬質なものへと変えた。
「新学期のダンブルドアの演説を遮ったのは、彼女が初めてだ」
「……なるほどね」
「防衛術の魔法を決して使わない授業を行っているらしい」
「コーネリウスは、ダンブルドアが私設の軍隊でも作って魔法省に対抗しようとしているのではと恐れているらしいわ。馬鹿みたいね。
貴方も彼女の目があるからやり辛いんじゃないの? 近い内にに「教育令二十三号」が発令されるらしいわよ」
セブルスは鼻で笑った。
「「高等尋問官」殿に我輩が解雇されるとでも? 随分となめられたものだな、」
「それは失礼したわ」
教育令二十三号は、ドローレス・アンブリッジを初代高等尋問官に任命するとの省令だ。
はセブルスにくすりと微笑みかけた。
まさか、ヴォルデモートすらを騙した貴方がアンブリッジなどの手中に収まるなど、本気で思っているわけがないじゃないか。
2011/7/7
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